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09月22日-06号

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  1. 備前市議会 2010-09-22
    09月22日-06号


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    平成22年 9月第5回定例会              第 5 回 定 例 会 会 議 録 (第6号)会議開閉日時  平成22年9月22日  午前9時30分 開議    午前10時25分 閉会会議の場所  備前市役所議場出席した議員の番号氏名  1番  星 野 和 也      2番  清 水 文 雄      3番  鵜 川 晃 匠  4番  沖 田   護      5番  今 脇 一 知      6番  守 井 秀 龍  7番  尾 川 直 行      8番  山 本 恒 道      9番  金 本   享  10番  西 崎 公 朗      11番  川 淵 正 行      12番  掛 谷   繁  14番  片 岡 紀久子      15番  田 原 隆 雄      16番  川 崎 輝 通  17番  田 口 健 作      18番  橋 本 逸 夫      19番  大 西 國 昭  20番  土 器   豊      21番  中 西 裕 康      22番  津 島   誠欠席・遅参・早退した議員の番号氏名  欠席 13番森本博子  遅参 なし  早退 なし説明のため出席した者の職氏名  市長     西 岡 憲 康  副市長    森 山 純 一  教育長    土 山 球 一  総務部長   馬 場 鉄 二  市民生活部長 野 上 茂 之  保健福祉部長 井 上 純 子  産業部長   竹 林 幸 一  上下水道部長 樽 家 真佐人  日生総合支所長山 本 健 次  吉永総合支所長川 辺 健 作  教育次長   竹 中 史 朗  病院総括事務長三 村   功職務のため議場に出席した議会事務局職員  事務局長   山 口 和 夫  事務局次長  金 井 和 字  議事係長   桑 原 淳 司  議事係主査  青 木 弘 行 △議事日程並びに付議事件(結果) 番号議事日程付議事件等結果1委員長報告 ・審査結果報告(質疑)総務文教委員長報告厚生委員長報告産業委員長報告予算決算審査委員長報告2討論・採決 継続審査の申し出 ・一覧表のとおり議案第 82号 備前市乳幼児医療費給付に関する条例の一部を改正する条例の制定について原案可決議案第 83号 備前市介護老人保健施設設置条例の一部を改正する条例の制定について原案可決議案第 84号 備前市廃棄物の処理及び清掃に関する条例及び日生町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について否決 (討論あり)議案第 85号 備前市働く婦人の家設置条例を廃止する条例の制定について原案可決議案第 86号 備前市病院事業経営評価委員会条例の制定について原案可決議案第 87号 備前市看護学生等修学資金貸与条例の制定について原案可決議案第 88号 平成22年度備前市一般会計補正予算(第2号)原案可決議案第 89号 平成22年度備前市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)原案可決議案第 90号 平成22年度備前市下水道事業特別会計補正予算(第2号)原案可決議案第 91号 平成22年度備前市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)原案可決議案第 92号 平成22年度備前市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)原案可決議案第 93号 平成22年度備前市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)原案可決議案第 94号 平成22年度備前市国民健康保険病院事業会計補正予算(第2号)原案可決議案第 97号 平成21年度備前市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について認定議案第 98号 平成21年度備前市三石財産区管理事業特別会計歳入歳出決算の認定について認定議案第 99号 平成21年度備前市三国地区財産管理事業特別会計歳入歳出決算の認定について認定議案第100号 平成21年度備前市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について認定議案第101号 平成21年度備前市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について認定議案第102号 平成21年度備前市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について認定議案第103号 平成21年度備前市浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算の認定について認定議案第109号 平成21年度備前市宅地造成分譲事業特別会計歳入歳出決算の認定について認定議案第110号 平成21年度備前市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について認定議案第111号 平成21年度備前市郷土料理館事業特別会計歳入歳出決算の認定について認定議案第115号 平成21年度備前広域環境施設組合会計歳入歳出決算の認定について認定3委員会視察報告総務文教委員会──議会運営委員会── △継続審査申出一覧表 付託委員会案件番号案件付託月日厚生議案第96号平成21年度備前市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について22. 9.13厚生議案第104号平成21年度備前市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について22. 9.13〃議案第105号平成21年度備前市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について22. 9.13〃議案第106号平成21年度備前市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について22. 9.13〃議案第112号平成21年度備前市墓園事業特別会計歳入歳出決算の認定について22. 9.13〃議案第114号平成21年度備前市国民健康保険病院事業会計決算の認定について22. 9.13産業議案第107号平成21年度備前市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について22. 9.13〃議案第108号平成21年度備前市飲料水供給事業特別会計歳入歳出決算の認定について22. 9.13〃議案第113号平成21年度備前市水道事業会計決算の認定について22. 9.13予算決算審査議案第95号平成21年度備前市一般会計歳入歳出決算の認定について22. 9.13厚生請願第3号子宮頸がん予防措置実施の推進を求める意見書の提出を求める請願22. 9.13     午前9時30分 開議 ○議長(津島誠君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席は21名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(津島誠君) 日程1、委員長報告を行います。 まず、総務文教委員長の報告を願います。 守井総務文教委員長。     〔総務文教委員長 守井秀龍君 登壇〕 ◆総務文教委員長守井秀龍君) 皆さん、改めましておはようございます。 それでは、9月16日に開催いたしました総務文教委員会での審査結果について御報告いたします。 9月13日に本会議で付託されました3件の特別会計決算認定議案について、報告書記載の委員並びに説明員出席のもとで審査した結果、3件とも適正な決算であると認め、全会一致で認定いたしました。少数意見はございませんでした。 以上、総務文教委員会委員長報告を終わります。 ○議長(津島誠君) 委員長の報告が終わりました。 これより委員長に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑を終結いたします。 以上で総務文教委員長の報告を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(津島誠君) 次に、厚生委員長の報告を願います。 中西厚生委員長。     〔厚生委員長 中西裕康君 登壇〕 ◆厚生委員長中西裕康君) それでは、厚生委員会の審査の結果の御報告を申し上げます。 9月13日に本委員会に付託されました市長提出議案17件及び請願1件を審査するため、9月14日に本委員会を開催し、説明員の出席を求め、慎重に審査をいたしました。その結果、議案第82号、議案第83号につきましては、妥当な条例改正措置であると認め、全会一致で原案のとおり可決をいたしました。 次に、議案第84号につきましては適切な条例改正措置でないと認め、採決の結果、賛成少数で否決されました。 次に、議案第86号、議案第87号につきましては、妥当な条例制定措置であると認め、また議案第89号、議案第91号、議案第92号、議案第93号、議案第94号につきましては、妥当な補正予算措置であると認め、全会一致で原案のとおり可決をいたしました。 次に、議案第115号につきましては適正な決算であると認め、認定すべきものと決定をいたしました。 なお、議案第82号につきましては県補助のない中学生の入院分を現物給付するという備前市独自の上乗せが今回諮られているわけですが、これにつきましては委員会では非常に厳しい財政状況の中であるにもかかわらず、市民サービスの向上を図ったことは大切なことと評価いたしました。 また、議案第84号につきましては受益者負担の観点から粗大ごみ有料化はやむを得ないが、1品当たりの手数料200円にされた積算根拠について、執行部において協議が不十分であったこと、また有料化することについてこれまでの委員会への説明、報告が不十分であったこと、現時点では情報公開が十分されていないため、市民の皆さんの理解を得ることができない等の意見がありました。 なお、これらの議案につきましては少数意見はございませんでした。 次に、議案第96号、議案第104号、議案第105号、議案第106号、議案第112号、議案第114号の決算認定議案並びに請願第3号につきましては、閉会中の継続審査と決定いたしました。 以上で厚生委員会委員長報告を終わります。 ○議長(津島誠君) 委員長の報告が終わりました。 これより委員長に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑を終結いたします。 以上で厚生委員長の報告を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(津島誠君) 次に、産業委員長の報告を願います。 大西産業委員長。     〔産業委員長 大西國昭君 登壇〕 ◆産業委員長大西國昭君) それでは、産業委員会の審査の結果を御報告申し上げます。 9月13日に本会議で本委員会に付託されました議案12件を審査するため、9月15日に本委員会を開催し、説明員の出席を求め、慎重に審査いたしました。その結果、議案第85号につきましては妥当な条例廃止措置であると認め、また議案第90号につきましては妥当な補正予算措置であると認め、いずれの議案も全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 また、7件の特別会計歳入歳出決算の認定を慎重審査いたしました。議案第100号、議案第101号、議案第102号、議案第103号、議案第109号、議案第110号、議案第111号につきましては適正な決算であると認め、全会一致で認定いたしました。 次に、議案第107号、議案第108号及び議案第113号の3議案につきましては閉会中の継続審査と決定いたしました。 以上で産業委員長の報告を終わります。 ○議長(津島誠君) 委員長の報告が終わりました。 これより委員長に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑を終結いたします。 以上で産業委員長の報告を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(津島誠君) 次に、予算決算審査委員長の報告を願います。 尾川予算決算審査委員長。     〔予算決算審査委員長 尾川直行君 登壇〕 ◆予算決算審査委員長尾川直行君) それでは、予算決算審査委員会の審査結果の報告を申し上げます。 9月13日に本委員会に付託されました議案第88号平成22年度備前市一般会計補正予算第2号及び議案第95号平成21年度備前市一般会計歳入歳出決算の認定についてを審査するため、9月17日に本委員会を開催し、説明員の出席を求め、慎重に審査いたしました。その結果、議案第88号につきましては全会一致で原案どおり可決すべきものと決定いたしましたが、やむを得ない補正予算措置であると認めました。 やむを得ない理由として、保育園費伊里認定こども園にかかわる昇降機保守管理委託料18万7,000円につきましては6月補正予算に計上され、6月17日の開催の本委員会におきまして契約書の再確認を指摘しましたところ、後日無償保守期間が12カ月であることが判明し、このたびの減額補正となったこと、また当初予算に計上されていた幼稚園費昇降機保守管理委託料31万8,000円も同様の理由により減額補正となったこと、さらに学校給食費、修繕料118万6,000円につきまして、西鶴山共同調理場回転がまなどの調理機器が4月末に故障が判明しており、本来であれば6月議会に補正予算として計上し、審議されるべきであったにもかかわらず、このたびの増額補正対応となったことという意見がありました。 なお、少数意見はございませんでした。 次に、議案第95号平成21年度備前市一般会計歳入歳出決算の認定につきましては、閉会中の継続審査といたしました。 以上で予算決算審査委員会委員長報告を終わります。 ○議長(津島誠君) 委員長の報告が終わりました。 これより委員長に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、委員長報告に対する質疑を終結いたします。 以上で予算決算審査委員長の報告を終わります。 以上で委員長報告を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(津島誠君) 日程2、討論・採決を行います。 まず、議案第82号備前乳幼児医療費給付に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第83号備前介護老人保健施設設置条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第84号備前廃棄物の処理及び清掃に関する条例及び日生町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、討論の通告がありますので、これより討論を行います。 まず、原案に賛成の方の発言を求めます。 11番川淵議員。     〔11番 川淵正行君 登壇〕 ◆11番(川淵正行君) この議案第84号について、賛成討論をさせていただきます。 この議案は、旧備前市と旧日生町の粗大ごみ処理手数料を統一するための条例改正案であります。粗大ごみ処理手数料は、現在備前地区では品目別で200円から2,000円の5種類と、粗大ごみ処理券の1種類、計6種類に設定され、日生地区はすべて無料になっております。改正案では、粗大ごみ1品につき一律200円にしようとするものであります。備前と日生地区の料金の整合性、また市民へのわかりやすい処理手数料として、有料化により粗大ごみ減量化が考えられます。 以上により、賛成するものであります。御賛同よろしくお願いします。 ○議長(津島誠君) 次に、原案に反対の方の発言を求めます。 2番清水議員。     〔2番 清水文雄君 登壇〕 ◆2番(清水文雄君) 議案第84号備前廃棄物の処理及び清掃に関する条例及び日生町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について、反対の意見を申し上げます。 反対の理由としましては、さきの一般質問でも述べさせていただきましたが、大きく2点ございます。 まず、第1点目としまして、備前市のごみ処理行政基本方針は燃やさない、埋め立てないをモットーにごみの減量化、資源化を図ることにあると市長も明言されています。この方向性には私も大いに賛同するものです。しかるに、本改正案は備前市地区と日生町地区の粗大ごみの収集及び処理の料金の統一という評価すべき点はありますが、一方でごみの量の増加、さらにはごみ収集に係る費用の増加という本市のごみ処理行政基本方針に明らかに反する要素を多分に持っております。 この条例の改正に当たっては、合併後5年、多くの市民の皆様が疑問を投げかけていた地域間の格差を是正するということは当然ですが、備前市の財政状況を踏まえ、市のごみ処理行政基本方針に沿った形で改正するということは可能であり、また大変重要なことであると考えます。したがいまして、さらに議論を尽くし、よりよい案を導き出すべきであると考えます。 次に、反対理由の2点目としまして、本条例改正は暫定的な改正であるということです。平成26年ころと想定される和気北部衛生施設組合の解散に伴い、吉永地区も本制度に加わることになり、そのときに本当の意味での新備前市のごみ処理に関する条例の制定が必要となります。今回の改正案が仮に可決されましたとしても、数年後の条例制定に当たっては今回同様粗大ごみの量や行政コストのさらなる増加が懸念され、多くの議論を必要とするでしょう。本格的な条例の制定時期において、中・長期的な視野に立っての将来のごみ処理行政を抜本的に見直すことが必要と考えます。 多くの市民の方は、備前市の抱えてる財政的な問題や適正な受益者負担の必要性を十分に理解されています。暫定的な改正であるとするならば、粗大ごみ収集料金は平成12年以降、旧備前市で守られてきた料金体系にとりあえず合わせ、将来的には行政コスト削減の見地から、収集方法拠点収集に統一すべきであるとの私の意見をつけ加えさせていただきまして、議案第84号の反対意見とさせていただきます。 終わります。 ○議長(津島誠君) 次に、原案に賛成の方の発言を求めます。(発言要求者なし) 次に、原案に反対の方の発言を求めます。 1番星野議員。     〔1番 星野和也君 登壇〕 ◆1番(星野和也君) 私は、議案第84号に反対の立場で討論をいたします。 本議案は、合併後5年もの間放置され、旧備前市と日生地区の住民との間に溝をあける大きな原因の一つなっていた粗大ごみの収集、処理の方法及び手数料の不統一が統一に向かって一歩進んだことは大いに評価するべきことです。ですが、どれでも1品200円で自宅まで収集に来てくれるという本改正案を実施すれば、大型で重量物の粗大ごみが増加するおそれがあります。そして、そのほとんどが焼却処分するものです。備前市が行おうとしている9種23分別による可燃ごみの大幅な削減や温室効果ガスの削減に逆行することになります。 先日、伊部の原南地区で行われた9種23分別の説明会に参加させていただきましたが、市民の皆様は分別に積極的でした。手数料200円、週に1回という収集の頻度、玄関先まで収集に行くというサービスではコスト面にも問題があり、これでは金銭的負担とごみ問題という負担を次の世代に、子供たちに残すだけになってしまうのではないでしょうか。検討を見直す点が多数あると思います。このようなことから、この議案に反対します。 以上です。 ○議長(津島誠君) 次に、原案に賛成の方の発言を求めます。(発言要求者なし) 次に、原案に反対の方の発言を求めます。 16番川崎議員。     〔16番 川崎輝通君 登壇〕 ◆16番(川崎輝通君) それでは、議案第84号に対する反対討論をさせていただきます。 私は、3点ほどこの議案、有料化についての反対理由を述べさせていただきたいと思います。 まず、1点目でありますが、日生地区粗大ごみについて5年がたちながら無料であると。これは日生、吉永、備前地域と差が生じているということで今回執行部有料化の方向を出したわけですが、私はここへ現在の備前市全体のごみ処理の現状についての一覧表を持ってきております。 これを見ますと、現在価格が統一されているごみの種類もあるわけです。統一されてるものは何か。それはまず、燃えるごみであります。そして、紙類全体はほとんどが資源に回るということで、全地域で無料でやられております。そして、同じくペットボトル等についても全地域で無料回収、すべてこれは資源化されているのだろうと思います。 そういうことで、まず3種類、先ほど述べました3種類については燃えるごみは備前が少し小さな20リッターの20円というのがありますが、あとは30リッターの30円、45リッターの45円ということで、1リッター当たり1円という基本的な基準は変わらない価格設定が得られているということであります。 では、なぜ、どういった点が違うのか。これまでの本会議などで同僚議員から粗大ごみのみが争点のようにほとんどの質問がされていましたが、この一覧表を見る限り、粗大ごみだけが価格統一されていないということではないんです。 まず、瓶類を見ますと、備前地域がステーションへ持っていけば30リッター30円、そして拠点回収の場合は無料であると。非常に、備前地域は変則的な料金体系になっていると。同時に、日生地域吉永地域については瓶類は全くの無料回収であります。 それから、埋立ごみについても備前地域が30円、30リッターが30円で料金が設定されているようです。それ以外は、日生、吉永は無料のようであります。 それから、金属類も日生地域のみが無料で、備前地域は30リッター30円、吉永については1枚40円のケースと、あと45リッター、30リットルの袋に入る場合はそれぞれ45円、30円というふうになっております。 そして、肝心な今争点になっております粗大ごみについては、備前地域は先ほど言ったように200円から大きなものは2,000円まで5段階ぐらいあるようです。それに対して、吉永地域は1個40円のラベルか何かそういうものを張っての回収のようであります。 ですから、粗大ごみだけがさも統一されてなくて矛盾があるようなことを言ってますが、この一覧表を見る限り、それぞれ旧吉永町、日生町、備前市のさまざまなごみ処理歴史的経過の中で現在に至ってるということが明らかであります。 やはり歴史は長いものでありますから、そう簡単にできるものであればこの5年間で統一できていたんでしょうけれども、まず決定的にこれが統一できない理由というのは、私はそれは執行部もよく言っておりますが、旧備前市は八木山で処理をしております。それに対して、旧吉永、日生については北部衛生組合で基本的に燃えるごみを中心に処理をしているという現状。そして、この北部衛生組合が解散にならない限り、なかなか統一が、備前市全体が八木山の焼却場を中心に統一して処理をするということはできないんだと。それはなぜかといえば、北部衛生組合は大きな投資をし、それに対して資本参加もし、負担も旧日生町、吉永町はしているからです。そういった現状があるのを無理にひっつけようというのはもともと無理があるわけです。 どうも聞くところによると平成25年、あと3年後ぐらいには北部衛生組合が、和気にありますけれども、どうも閉鎖すると。それ以降なら備前市全体が統一できるんではないかと、そういう流れがあるという説明も聞いております。 そのような中ですから、私はもし全体で負担をより統一した価格にするということであれば、私はそういう流れからいいますと、日生町というのは北部衛生組合でお世話になっておりますから、当面北部衛生組合の価格統一に向けて粗大ごみなり埋立ごみ、金属類ですか、瓶類含めて統一していく方向が望ましいんではないかなあというのが第1点であります。 そして2点目、私も詳しく勉強してなかって反省はしておりますけれども、改めて粗大ごみの中身をお聞きしますと、粗大ごみには入ってない、参考資料もありますが、それは紙類です。これは独自に回収しておりますので、粗大ごみとは日生地域でも言っておりませんが、資源化できるごみ、その中でも金属類と紙類、これは備前地域が合わせまして約185トン、日生地域が何とそれより多い234トンも金属類、資源化できる金属類と紙類を集めております。 料金は、備前地域が185トンで年間約343万円、日生地域は234トンで353万円ということで、トン数は50トン余り多いようですが、価格は安く売ってるのかどうかわかりませんけれども、10万円程度高い収入を得てる現状があります。 こういう事実を見ますと、単に無料に集めているから経費がどんどん出ていってるばかりだと我々認識しておりましたが、そうではないんですね。備前が有料化して集めているお金343万円に対して無料で日生地域集めてる中で、埋め立てと燃えるごみを除きますと何と353万円、10万円以上も年間資源に向かっての売り値というんですか、売却利益を得てるということですから、逆に無料で回収するけれども、それは利益を生むごみ収集活動になってると。 私はこういう現状を見ますと単に無料であるということが、有料と大きく矛盾してるという、その側面だけを見ますとさも矛盾してるように思いますが、やはりお金というのは入ってくる金と出ていくお金があるわけですから、そこのトータルバランスを見る必要があると思います。 以上の点を指摘しておきたいと思います。 そして、最後でありますが、結論として私は有料化の方向というのは部分的には必要なんであろうというふうに私も考えますので、やはり統一するためにはすべて無料というわけにはいかないでしょうから、私は日生地域粗大ごみの中でも燃やすごみ、タンス類とかその他ベッドとかいろんなものがありますね。そういう家具類、燃やすごみと陶器類の壊れたものとかガラスとか、そういった直接埋め立てへ持っていくもの、こういったもののみを北部衛生組合に倣って当面45円程度で価格を統一の一歩として進めていくべきではないかと思います。 以上、このような観点、3つの点を指摘しながら一律200円で戸別回収に回るなどという、経費が幾らかかるかわからないようなやり方というのは余りにも雑な統一の仕方だということで、私は反対のまとめとしたいと思います。 以上です。よろしくお願いします。 ○議長(津島誠君) 討論を終結いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第84号の採決を行いますが、採決方法について一言申し上げます。 本案の委員長報告は否決でありますが、採決は会議規則第71条の規定により、本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めますから、表決に当たってはお間違えのないようにお願いいたします。 それでは、議案第84号を採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立少数であります。よって、議案第84号は否決されました。 次に、議案第85号備前市働く婦人の家設置条例を廃止する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第85号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第86号備前病院事業経営評価委員会条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第87号備前看護学生等修学資金貸与条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第88号平成22年度備前市一般会計補正予算第2号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第88号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第89号平成22年度備前市国民健康保険事業特別会計補正予算第1号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第89号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第90号平成22年度備前市下水道事業特別会計補正予算第2号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第90号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第91号平成22年度備前市老人保健医療事業特別会計補正予算第1号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第91号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第92号平成22年度備前市後期高齢者医療事業特別会計補正予算第1号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第93号平成22年度備前市介護保険事業特別会計補正予算第2号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第94号平成22年度備前市国民健康保険病院事業会計補正予算第2号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第94号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第97号平成21年度備前市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第97号は認定されました。 次に、議案第98号平成21年度備前市三石財産区管理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第98号は認定されました。 次に、議案第99号平成21年度備前市三国地区財産管理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第99号は認定されました。 次に、議案第100号平成21年度備前市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第100号は認定されました。 次に、議案第101号平成21年度備前市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第101号は認定されました。 次に、議案第102号平成21年度備前市漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第102号は認定されました。 次に、議案第103号平成21年度備前市浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第103号は認定されました。 次に、議案第109号平成21年度備前市宅地造成分譲事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第109号は認定されました。 次に、議案第110号平成21年度備前市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第110号は認定されました。 次に、議案第111号平成21年度備前市郷土料理館事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第111号は認定されました。 次に、議案第115号平成21年度備前広域環境施設組合会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第115号は認定されました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(津島誠君) 次に、厚生委員長産業委員長及び予算決算審査委員長からお手元の継続審査申し出一覧表のとおり、現在委員会において審査中の事件につき、委員会条例第44条の規定により、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定しました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(津島誠君) 日程3、委員会視察報告を行います。 これまでに総務文教委員会及び議会運営委員会において、所管事務に関しての視察が行われておりますので、各委員長から報告を願います。 まず、総務文教委員会から報告を願います。 守井総務文教委員長。     〔総務文教委員長 守井秀龍君 登壇〕 ◆総務文教委員長守井秀龍君) それでは、議長のお許しを得ましたので、総務文教委員会の視察報告をさせていただきます。 平成22年8月25日と26日の2日間に分けて愛知県江南市及び安城市について視察いたしました。江南市についてはコミュニティーバスについて、そして安城市については少人数学級であります。細かくは報告書のほうを見ていただきたいと思います。概略を報告させていただきます。 江南市においては、コミュニティーバスを市が定期便2路線を運営をしておるということでございます。予約便は市内全域で走らせておると、それもタクシーを利用してのものであります。そして、定期便は他のバス路線とも競合しておるという路線を走っております。また、デマンドタクシーについても市内全域であるということでございます。他のタクシー会社も競合している中でもありました。市域が30平方キロと狭い地域であるからかもしれませんが、当備前市においても工夫の余地があるのではと痛感いたしました。 また、安城市においては少人数学級を視察いたしました。平成15年度より35人学級、30人学級を実施しているということであります。小学校低学年1、2年生と中学校1年を対象としておるということでございます。少人数学級により不登校児童がなくなる、児童の欠席が減った、発言する機会がふえたなど、効果は大きいという報告もございました。備前市では、現在40人学級ということで大きくおくれていることを痛感いたしました。 今後、国において23年度から35人学級の実施計画もあるということでございます。これらの動向も踏まえながら、早期に実現すべき問題ではないかと感じました。 以上、総務文教委員会の視察報告とさせていただきます。 ○議長(津島誠君) 以上で総務文教委員長の報告を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(津島誠君) 次に、議会運営委員会からの報告を願います。 田原議会運営委員長。     〔議会運営委員長 田原隆雄君 登壇〕 ◆議会運営委員長(田原隆雄君) それでは、議会運営委員会の視察報告をさせていただきます。 調査は本年8月10日、11日の2日間、調査場所は茨城県取手市、静岡県島田市であります。参加者は、議運のメンバー8名全員であります。ほかに正副議長、議会事務局からは事務局長外2名、合計13名が参加いたしました。 調査の目的といたしましては、議会の運営に関する事項についての調査研究であります。 その内容は、取手市では議会事務局長を初め議会事務局員から議会の取り組みと課題、市民に開かれた市議会及び表決システム、賛否の表決システムについての説明を受けました。翌日、島田市議会では事務局長を初め議会事務局職員から議会基本条例の制定及び議会の改革の取り組みについての説明をいただきました。詳しいことはお手元に報告書として提出しておりますので、結論だけ報告させていただきます。 まず、取手市の議会ですが、二元代表制による地方議会の一翼を担う存在として、議会の自立と自律、自分で立つことと自分で律する。それから、議会活動の重要性がますます求められているところであります。 取手市の場合は、政務調査の問題から会派制の導入、平成17年3月の合併を機に熱心であった旧町の藤代町での議会改革を継承して平成20年3月から議会改革調査特別委員会を設置し、議会改革の調査研究が行われており、現在では議会運営委員会のもとで試行実施され始めたという段階でありました。 備前市では、まちづくり基本条例により議会の役目が明確化されたため、さらなる議会改革の必要が求められるところでありますが、本市では改選後の6月議会の全員協議会で当面の申し合わせを行って現在スタートしたばかりであります。 取手市議会の改革につきましては、議会運営の面では議会のかなめである議長選出について立候補制を導入して、本議会において立候補演説を実施、また執行部への反問権の付与、議会、全員協議会、会派代表者会議を公式会議として議会規則にのっとって運営をする。また、開かれた市議会を行うための表決システムによる議案に対する意思表示、議員がどちらに賛成したか、反対したかという表決の意思を明らかにするというような問題、それからメールで議会の情報発信、議会改革の目玉である議会報告会の開催などの取り組み例を参考に、備前市議会運営委員会においても今後導入可能な事項を調査研究して、議会改革に向けて具体的な改善に取り組んでいかなければならないと思いました。 次に、島田市の件です。 地方分権推進一括法の施行を区切りとして、国と地方公共団体との関係が対等協力関係と変化し、地方自治体は地域の特性を考慮しつつ市民の意思を反映した政策をみずから立案し、実施していかなければならない時代となりました。 地方議会には、市長との立場及び機能の違いを自覚し、政策形成、行政監査機能の充実が求められ、かつ活動を強化しなければならない任務があります。備前市では、市民主導によるまちづくり基本条例が本年制定されました。今後、それを基本とした具体的な議会改革の取り組みに努める時期にあるわけであります。 島田市におきましては、議会基本条例の制定に当たって議員間に共通認識が生まれたことにより、議会が特別委員会を立ち上げて長期にわたり議会みずからの手で精力的に取り組まれた努力には敬意を表したいと思います。 また、条例制定により実施されている議会報告会については参加者数は少ないものの、必要性や方向性は十分に理解はできました。 さらに、議案に対する賛否の公表につきましても、これからの議会、議員活動の状況や評価に対する市民意識が変わってくるのでないかという感じも思いました。 備前市議会としましては、現在市長と区長会との間で実施している意見交換会と予算権や執行権を有しない議会主導の報告会がどれだけ市民から期待されるものとなるのかということも、かなりの工夫が要るんじゃないかと正直感じました。 また、議案審議に必要な資料の提供の強化等、議会基本条例に基づいて実施されている島田市の議会改革の取り組みについても備前市に必要な事項の調査研究を継続して具体化に取り組んでいかなければならないと感じました。 以上で視察報告を終わります。 ○議長(津島誠君) 以上で議会運営委員長の報告を終わります。 以上で本定例会に付議されました案件の審議はすべて終了いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(津島誠君) この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 西岡市長。     〔市長 西岡憲康君 登壇〕 ◎市長(西岡憲康君) 議長から発言のお許しをいただきましたので、市立備前病院建設工事につきまして、御報告をさせていただきます。 市立備前病院建設に伴う建築工事、機械設備工事、電気設備工事についてでありますが、本工事につきましては条件つき一般競争入札とし、9月14日に開札を行っております。 建築工事につきましては、株式会社フジタ、中村建設株式会社、株式会社日本旭東興業建設工事共同企業体の応札額8億4,306万3,000円で落札と決定しました。 機械設備工事につきましては、斎久工業、五洋工業建設工事共同企業体の応札額4億1,953万円で落札と決定しました。 また、電気設備工事につきましては、株式会社きんでん、ダイシン電機株式会社の建設工事共同企業体の応札額2億9,600万円で応札と決定したものであります。 現在、消費税及び地方消費税を加算した契約の準備を行っておりまして、工期は契約締結日より平成24年6月30日までの期間であります。 新病院の建設につきましては、既存病院の運営と並行して行いますので、新病院の開院までは1年1カ月、既存病院の解体撤去及び周辺整備等すべての工事が完了するまでは1年9カ月と長期間にわたる工事であります。工事期間中は、病院を利用されている皆様、近隣住民の皆様には大変御迷惑をおかけいたしますけれども、工事の安全と生活環境の保全に十分配慮して工事を施工したいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。 以上、簡単でございますけれども、御報告をさせていただきます。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(津島誠君) 市長の発言が終わりました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(津島誠君) それでは、これをもちまして平成22年9月第5回定例会を閉会いたします。 皆さん、長期間にわたり御苦労さまでした。     午前10時25分 閉会 上記地方自治法第123条第2項の規定により下記に署名する。  備前市議会議長  津  島     誠  備前市議会議員  尾  川  直  行  備前市議会議員  山  本  恒  道  備前市議会議員  金  本     享...